こんにちは!三つ子とお姉ちゃんの育児中、看護師ママのひろです。
多胎妊娠をして、産むと決めた後に直面する問題、
先生からどこで産みますか?
という質問に困りませんでしたか?
上の子と違う多胎妊娠で判断するのが難しかったので、筆者の三つ子の出産病院を決めたポイントをお伝えします。
不妊治療から多胎妊娠、不妊治療病院の卒業
妊娠判定をされた時には、双子とは思っておらず、
また上の子と同じ個人病院で出産しようと思っていました。
ですが、妊娠判定の翌週の5週目になって、胎嚢が二つあり、双子の可能性があるため、
双子を出産できる病院を調べることになりました。
不妊治療の病院の卒業は8-10週くらいと言われていたので、人気の病院は分娩予約がすぐにいっぱいになるところもあると知っていたので、すぐに探し始めました。
病院はトラブルの対応ができる病院を
看護師で働いているといろんな場面が予測され、双子の妊娠中、出産前後に万が一のトラブルが起こることも想定して病院選びをしました。
調べていくと、実際、個人病院でも双子の場合は産める場合もありました。
ただし、経過によっては、出産後、個人病院からNICU(新生児集中治療室)の設備がある大学病院、総合病院などへ転院したという話もありました。
急変した場合、処置の速さも重要です。
連携している病院があるというのは安心ですが、処置に取り掛かるまでに移動時間がもったいないと
筆者は医療者なのでかかりつけ病院ですぐ対応できる病院選びをしました。
転院した場合、母体だけ、子どもだけということも
出産後、一緒の病院で過ごすことができない場合に起きること
・面会の負担。パートナーや家族が両方の病院に面会に行かなくてはならない。
・子どもにすぐに会えない。状況がリアルタイムでわからない。
・母も入院中は授乳ができない。搾乳が必要。
など、転院後に子どもの入院期間によっては、日常に影響することもイメージしておく
とよいと思います。
【二繊毛膜性の双子の場合】個人病院で対応が可能な場合もある
双子の妊娠の場合、膜性診断を行った結果、リスクが比較的少ないとされる二繊毛膜性(にじゅうもうまくせい)であれば、個人病院で出産まで診てもらえることもあります。
ただし、出産する場合は医師や助産師などが双子の妊娠・出産の分娩経験をどれくらいの件数しているか、トラブルが起きた場合に連携病院とのつながりがあるのか、急変時はどのくらいの時間で移動できるのか、多胎の分娩件数は母子の安全につながる情報なので聞いておきましょう。
【一絨毛膜性の双子の場合】
一絨毛膜性(いちじゅうもうまくせい )の双子は、胎盤の中に赤ちゃん2人の血管の共有部分があることで、二絨毛膜性の双子に比べてトラブルが起こりやすくなります。そのため、母体のトラブルに対応でき、新生児医療の設備も整った大学病院や総合病院で管理していくのが一般的です。
【三つ子の場合】
三つ子の場合は早産になることされる時期になることが多いので、小さく生まれた赤ちゃんのための医療設備が整った病院を選ぶことが基本です。
筆者の場合は三つ子を妊娠したと同時に選択肢は限られ、
・自宅から近く、妊娠中、産後も通いやすいこと
・NICUの病床数
・MFICUがあり母子ともに管理できる
と、すぐに大学病院に決定しました。
三つ子は受け入れられる時期や人数も限りがあるため、お断りされることもあるそうです。
受け入れてもらえるかは、今後の出産予定患者の状況、病院のベッド数、マンパワーの状態、など様々な条件次第が揃って受け入れ可能となるので、タイミングが合わなければクリニックから出産病院に依頼しても3件目でやっとOKが出たこともあると聞きました。
まとめ
双子・三つ子の妊娠は、単胎妊娠よりリスクが高く、母子ともに安全に出産ができる医療技術の整った病院を選ぶことが重要です。病院が決定してからも本当にそれでよかったのかと不安もありました。
心臓の疾患がある子だったら、消化器系の疾患なら、別の病院の方が得意なんじゃないかと最善の環境を求めて探してきりがありませんでした。
医療者でも他の病院の状況はわからず、医療職の恩師、友人から情報を集めたりと苦労しました。
それでもわからないこは多く、かかりつけ医にすべて聞いていくしかないとなりました。
不安なことは、出産予定病院に納得するまで質問すること、
わからないことがでてきたら、一人で悩まずに相談し、その都度解決することが大切です。
ご自分の納得される選択ができるように、参考になれば幸いです。
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