多胎妊娠 双子三つ子の妊婦健診と管理入院について

こんにちは!三つ子とお姉ちゃんの育児中、看護師ママのひろです。

今日は双子三つ子の妊婦健診、管理入院についてお話しします。

双子三つ子の妊婦健診はどれくらいのペース?

単胎の妊婦健診は、一般的には妊娠6カ月までは4週に1回、7~9か月までは2週間に1回、臨月以降は1週間に1回の間隔で行われます。

双子三つ子の場合は、出産予定日が決定した後はだいたい、たいてい初期のうちから2週間に1回の間隔で健診があります。健診の頻度が単胎より多くなるのはトラブルにつながるような、わずかな変化も見逃さないように丁寧に診察するためです。

リスクが生じにくい二絨毛膜の双子の場合で経過が順調な場合は、3、4週ごとに1回の間隔になることもあります。36週以降になると、双子の種類に変わらず、1週間ごとに健診を受けていきます。

これは正常な場合なので、トラブルがある場合は1週間に1回と頻回に診察することになります。

三つ子の場合は三絨毛膜だったとしても、初期のうちから2週間に1回の間隔で健診があります。筆者の場合は二絨毛膜三羊膜で健診は24週からは1週間ごとの健診になる予定でしたが、25週には管理入院がスタートしていました。

多胎妊娠 管理入院とは

管理入院とは、妊娠中のトラブルを防ぎ、万一に備えて予防的に入院することです。双子、三つ子ママの半分の方が管理入院を経験しています。

入院の基準は病院の方針によって異なります。双子の場合、30週で臨月のお腹の大きさになるので28-30週に早産兆候が出やすい傾向にあります。

その頃に生まれるとトラブルが心配なので一律に〇週で入院と基準を設けている病院もありますが、外来で経過を観察し問題がなけれが自宅で過ごせる病院もあります。

かかりつけになる病院の方針を出産病院選びの際にも確認できれば、マタニティライフの計画もしやすくなります。

管理入院が必要なケースは、早産の兆候、妊娠高血圧症、赤ちゃんの発育に異常がある場合に必要となります。

筆者の場合は、三つ子の妊娠でも管理入院の基準が週数では決まっておらず、子宮頸管が25ミリより短くなったことで管理入院が決まりました。三つ子と母体の安全が最優先ではありますが、上の子がいたのでできるだけ自宅で過ごすことを望んでいましたが、やはり上の子どもがいると自宅で安静にいられないことも多くかったです。

管理入院後の生活は安静がしっかりでき、子宮頚管の短縮も止まりました。上のお子さんがいる方は入院が長くなることは気になると思いますが、1日でも赤ちゃんがお腹の中にいることで赤ちゃんたちの肺の機能が育ち、様々なリスクが減るので、入院したら病院でできることに専念しましょう。

多胎妊娠 管理入院中の1日の過ごし方

管理入院中の生活は、朝は6時頃灯りがつき、8時前に朝食、午前中に検温、血圧測定のほか、子宮収縮と赤ちゃんの元気の良さをチェックするノンストレステストを受けます。

早産の兆候のある場合は、子宮収縮抑制剤の点滴を24時間持続してすることもあります。

シャワーは医師の許可があれば可能ですが、できない場合もあります。

筆者の場合は子宮頚管の短縮があり管理入院がスタートしましたが、病棟内の移動、シャワーは可能でした。教科書通りではないことばかりで予測ができない多胎妊娠です。

三つ子の管理入院の目安としては24週~25週に管理入院し、34週に予定帝王切開をすることが多いです。こればかりは個人差はありますが、めやすを知っていれば準備がしやすいと思いますので参考にお伝えしておきます。

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