こんにちは!三つ子とお姉ちゃんの育児奮闘中、看護師ママのひろです。
今日は搾乳についてのお話しです。
一人目の出産の時には、母乳育児だったので、今回初めて搾乳を経験しました。
三つ子の出産は搾乳が必須で三つ子ママさんにも相談しましたが、搾乳器の種類、選び方、搾乳中の生活には戸惑いました。妊娠中、産後はどんな毎日になるのかイメージするのが難しかったので、入院中の搾乳、退院後の搾乳の状況についてお話しします。
搾乳とは
搾乳とは、出産後の女性が母乳を自分で搾ることです。搾乳をすれば、母子が離れていても母乳をあげることができます。
搾乳のやり方、なぜ搾乳が必要か
搾乳のやり方は手で搾る方法と搾乳器を使用する方法があります。
三つ子達は出産後、NICUで管理が必要でした。
出産後は、授乳をしない間にも身体が母乳を作り続けるため、母子が離れて生活している場合
などで授乳回数が減っても、母乳が溜まって乳房が張ってくることがあります。
乳房の張りを放置した場合、「乳腺炎になり、痛みや熱が出ることがある」「母乳の量が
減ってしまう」といった可能性があります。
入院中の搾乳
筆者は後陣痛や創部の痛みで搾乳をし始めたのは、産後2日目からでした。
入院中は産科病棟の授乳室で搾乳をしていました。痛みの強い時は、部屋に搾乳機を持ってきてもらって行うこともできました。
授乳室では毎回違うタイプの搾乳機を使って、自分に合うか試していきました。
搾乳機おすすめ、種類
搾乳機は電動タイプ、手動タイプがあります。電動の中ではシングルタイプ、ダブルポンプタイプと充実したものもあり、種類は豊富にあります。
選ぶポイントは、母の状況により異なるので一概には言えません。
手動タイプ
手動式はコストが安いこと、自分でハンドルを握る力を加減することで吸引圧を調整しやすいこと、軽くて持ち運びが少ないことが特徴です。そのため、分泌量が少なかったり搾乳の頻度が少なかったりする場合は、手動式がむいています。
筆者は妊娠中は、三つ子ママさん情報から、電動をレンタルしようと思っていました。
ですが、産後に電動タイプを実際に使ってみると、電動タイプでも搾乳機だけでは絞れていない部分を手絞りしなければならないという現実に直面しました。
筆者は手動を使った時の方が手絞り時間が短く済み、その方が搾乳にストレスを感じませんでした。
電動タイプ
電動式はボタン操作で吸引の強さが調整できて短時間に搾乳できます。
搾乳を頻繁におこなう方、短時間で終えたい方に向いています。
手動式を使用すると手や手首が痛いという方にもおすすめです。
種類が豊富にあるので入院中に色んなタイプを試してみてから、どれを使いたいか、購入するかレンタルするのか決めることができます。
搾乳機は購入する?レンタルする?
長期的に必要と感じる時には購入しようと思っていましたが、レンタルについても調べました。
電動搾乳器には、家庭用のものと病院向けのものがあります。家庭用のものは、2万円前後で購入が可能です。
しかし、妊娠後期から見ていましたが、大手サイトでも貸し出し中。産後にお試しして、電動をレンタルしようと思ったタイミングでもレンタル中で申し込みできず、退院当日から搾乳機は必要になるので、手絞りの搾乳機を退院当日に購入しました。
搾乳で大変だったこと
搾乳は頭を下に向けた姿勢で行うので、首や肩のこりが出たり、最後の手絞りで手首の痛み、手の指の痛みが出そうで加減をしながら行っていました。あと、赤ちゃんと離れているとなかなか量が増えずに減っていくこともありました。搾乳を行うと搾乳バックに入れて、空気を抜いて、秤で何グラムか測定します。その流れを毎日8回きっちりすることは難しかったです。上の子がいるので、搾乳機に興味を持ってしまったりとなかなか思うようにできないこともありました。外出中に搾乳にならないように時間調整をしたり、3つ子達と面会をする時に母乳があげられるように時間を調整すると、帰宅してすぐにまた搾乳タイムになったりとゆっくりする時間はありませんでした。ミルクがなくても搾乳機を使うと搾乳器を洗って片づけなければなりません。しっかり乾かして次の3時間後に使えるようにしなければならないので、その都度ふき取りをするより、乾燥できるものを早めに使っていればと思います。
まとめ
搾乳機は種類が豊富で、実際に使って初めて自分に合うタイプがわかりました。
電動だから楽ということでもなく、ご自分の生活スタイルにあったもの、ご自身の感覚に合うものを選ぶことが大切です。参考になれば嬉しいです。
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