こんにちは!三つ子とお姉ちゃんの育児奮闘中、看護師ママのひろです。
今日は多胎とは関係ない話です。
普段あまりTVを見る時間はないのですが、大泉洋さんの出る番組は録画しています。
大泉さんって見れば笑わせてくれる、元気にさせてくれるイメージがありませんか?
娘さんとのやり取りのお話しを聞くのが好きで、私の好きな俳優さんのひとりです。
本日、大泉洋『ディア・ファミリー』最新映画公開!
医療系に関わる内容、家族愛と気になるお話しだったので記事にしました。
大泉洋『ディア・ファミリー』 今回の映画の内容、娘を救いたい
今回、「娘のために」と始めた心臓ビニール樹脂製品の町工場の経営者・筒井宣政(東海メディカルプロダクツ前社長)が生み出した、世界で17万人もの命を救ったIABP(大動脈内バルーンパンピング)バルーンカテーテルの誕生秘話が映画化されました。
1978年ごろ、当時の医療では治せないとされた次女の佳美さんの命を救いたい一心から、夫婦で人工心臓の研究開発に着手。8億円の投資をつぎ込み幾多の苦難を乗り越え、8年ほどの月日を経て動物実験の段階までたどり着くも、その先の臨床試験にさらなる年月と1000億円を超す費用がかかる見通しとなり断念せざるを得ませんでした。
しかし、それであきらめることなく人工心臓の開発で培った技術を生かして「IABPバルーンカテーテル」の製品化に成功。心臓の働きを補完するこの器具により、狭心症や心筋梗塞など心疾患で命を脅かされた数多くの患者を救うことになります。
大泉洋『ディア・ファミリー』 亡くなる前の娘さんの一言
『ディア・ファミリー』 亡くなる前の娘さんの一言は、
「私の命はもういいから技術を使って多くの人を助けてほしい」
娘さんとこの新しい約束をし、医療知識ゼロから10年以上かけて研究し、医療機器を開発。
多くの人を救うことになります。
大切な子どもを亡くした家族の話ではなくて、誰かのために何ができるのかを考えていく映画。
悲しい映画ではなくて、すごく元気になれる、何か人のために頑張りたいと思える映画。
そんなことやれるわけない、ではなくてやればできる、諦めないでやり続ける力強さ。
自分の命がなくなろうとしている時に、この言葉を伝えた娘さんの想いはわかりませんが、
この言葉を残された家族は未来に目を向けて力を注ぐことが生きる力になりますね。
大泉洋『ディア・ファミリー』舞台挨拶での大泉洋さんの一言
大泉さんは、この『ディア・ファミリー』の映画について、「自分が生きているこの時間っていうのは当たり前ではなくて、1秒1秒が大切で、一生懸命生きたいなと思いました。自分がしたいことを誰にも気にせずにやればいいと思うし、そして自分のしたことが誰かのためになってく。その営みが続いていて、人々が本当に幸せになれる世の中になっていけばいいなと思います。大きな話になりますが、そんなことを感じさせてくれる映画になったな思っております」と話されていたそうです。
この言葉、医療現場にいると毎日感じていました。
生きていることって当たり前ではないんですよね。
私より若い命が、同世代の命、親世代の命、祖父母の世代の命がなくなる場面に何度も立ち会いました。
突然何かが起こることがあります。自分には関係ない話ではないんです。
ですが、日常を送っていると忘れてしまうんですよね。
自分がしたいことをやればいい。
だけど、周りの目を気にして「やらない」を選択してしまうことってありませんか?
生きているのは当たり前じゃない、せっかく生きているならやりたいことをやれるうちに動きなさいと
患者さんから教えてもらってきました。
大泉洋『ディア・ファミリー』松村北斗さんの一言
宣政が出会う研究医で、後に宣政に手を差し伸べる医者となる富岡進を演じている松村さんは
「僕自身がこの映画を見て、希望が周りに自然と満ちあふれてるというよりかは、希望を自分で生み出して、その上を確かに歩いていくような、そんな希望を生み出す力があふれている映画だなと思いました。見た皆さんにも、希望を生み出す力が少しでも湧いてきたらうれしいなと思いますし、 ぜひ皆さんの感想をどこかで聞けたらうれしいなと思います」とお話しされていました。
このお話しの中で、希望を自分で生み出すという言葉が印象的でした。
希望は自分で作り出せる、まずは社会に貢献する大きな希望でなくてもいいんです。
そして希望を現実にする道を少しずづ歩いていけばいいんですよね。
私は、三つ子を妊娠出産してできないことも多くあり、多胎だから仕方ないと諦めたこともありました。
だけど、全部あきらめなくていい。やれる方法を考えていこうと思っています。
希望は自分で作り出せるという言葉が、そんな気持ちをまた思い出させてくれました。
大泉洋『ディア・ファミリー』 まとめ
実話が映画化されたことで、救いたい命のために頑張ってやってきたことのおかげで、私たちは治療ができていること、医療が進化できていると知ることができました。
娘のためにできる行動をやりつづけた筒井さんのお話し、劇場で観て、その思いを感じてきたいと思います。
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