多胎妊娠、不妊治療、原因、リスク、産休の取り方について

こんにちは、3歳の娘と0歳の三つ子育児中、看護師ママのひろです。

ブログでは多胎妊娠された方に参考になる情報を届けます。

多胎妊娠とは

みなさん多胎という言葉はご存じでしたか?

私は三つ子を妊娠するまではなじみのない言葉でした。

多胎妊娠とは、子宮内に複数の胎児が存在する状態をいいます。

子宮内に2人いる場合を「双胎」、3人いる場合を「三胎(品胎)」、

4人いる場合を「四胎(要胎)」といいます。

私は、品胎という言葉を初めて聞きました。

多胎妊娠の不妊治療について

私の場合は、不妊治療で三つ子を授かりました。

日本生殖医学会のガイドラインでは以下となっています。

  1. 体外受精などの胚移植においては、日本産科婦人科学会の見解どおり、移植胚数を3個以内とすることを厳守する。
  2. 多胎妊娠のリスクが高い35歳未満の初回治療周期では、移植胚数を原則として1個に制限する。なお、良好胚盤胞を移植する場合は、必ず1胚移植とする。
  3. 前項に含まれない40歳未満の治療周期では、移植胚数を原則として2個以下とする。なお良好胚盤胞を移植する場合は、必ず2個以下とする。
  4. 移植胚数の制限に伴い、治療を受けるカップルに対しては、移植しない胚を凍結する選択肢について、各クリニックにおいて必ず提示することを求める。

私は38歳の時に受精卵を2回連続移植しても妊娠せず、3回目で2個の移植をし、

三つ子を妊娠しました。

双子の可能性は考えていましたが、なぜ三つ子になったのか驚きでした。

多胎妊娠の原因について

多胎妊娠の可能性は自然妊娠以外では、

不妊治療で排卵誘発剤を使用すること、

受精卵の移植を2個以上すると可能性は高くなります。

ただし、受精卵を2つ移植した場合に3つ子になる可能性は少ないそうで、

主治医の先生も稀だと言われていました。

多胎妊娠のリスク

多胎妊娠では、以下の合併症が単胎妊娠に比べておこりやすいことが知られています。

・切迫流早産

・妊娠糖尿病

・妊娠高血圧症候群

・多胎児発育不全

・胎児形態異常

・子宮内胎児死亡

・悪阻(つわり)

・貧血

・HELLP症候群

・前置胎盤

・尿路感染症

・血栓症

特に、早産は多胎において最も多い合併症で、

双子妊娠の48~54%が37週未満の早産となり、10~15%が32週未満の早産になると言われています。

双子、三つ子の切迫早産の管理のため、管理入院が長くなる場合もあります。

多胎妊娠の産休の取り方について

労働基準法では、6週間(多胎妊娠の場合にあっては、14週間)以内に出産する予定の女性および産後8週間を経過しない女性は、産前産後休業することができると定めています。

となっています。

ということは、26週で産休になります。

三つ子の出産を調べると24週から管理入院が決まっていたという方も多くいて、

私も25週で管理入院が始まり、その頃にはお風呂に入るのも息切れするような状態で、

働けるような状況ではありませんでした。

早めに職場と相談し、有休消化をしたり、診断書をもらっていた方もいらっしゃいました。

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